Flare の使用メモ。
Key-Value Store の一つであり GREE Labs で公開されている Flare の
というところに強く惹かれたので試してみた。
インストールはドキュメント通りで特に問題もなく、実行についても
export LD_LIBRARY_PATH=/usr/local/tokyocabinet/lib:$LD_LIBRARY_PATH
の設定が必要であった点以外は特に困らなかった。
スケーラビリティについては、少し気になる点があった。
- データパーティションニングによるゴミデータの削除方法が不明
- データパーティションニングにより Master を分割したときに、追加したMaster に必要なデータがコピーされるのはよいのだけれど、元の Master にもデータ自体は残るみたい。もっとも、その残ったデータにアクセスはできないので何か整合性がおかしくなるとかはないみたいだけど、まぁゴミが残ったような状態になってしまった。これをどうすれば掃除できるのかがわからなかった。
- Masterの削減方法が不明
- Masterを追加できるのはとてもうれしい。でも、どうやらMasterを削減するということができないようみ見える。性能のいいサーバにリプレースしたときとかには、削減なんてこともあり得るから、削減もできるとやはりうれしい。
結局のところ、サーバを増やし続ける限りはそんなに問題にならないことなんだけど、これらの問題もクリアできれば自分的には完璧だなぁ。