CloudStoreを使う・コマンドライン編
前回までで、とりあえずCloudStoreが起動したので、今回はコマンドラインツールを使ってCloudStoreにアクセスする方法をメモしておく。
前々回のコンパイルにより、コマンドラインツールが /home/kfs/cloudstore/bin/tools にある。
ファイルをCloudStore上にコピーするには、cptokfs を使えばよい。
$ ./cptokfs -s kfs0 -p 20000 -d kfstoggleworm -k kfstoggleworm
CloudStore上のディレクトリの中身を見たり、操作するには kfsshell を使えばよいようである。上記のようにファイルをコピーしていれば
$ ./kfsshell -s kfs0 -p 20000 KfsShell> ls -l dumpster/ Jun 24 16:52 (dir) kfstoggleworm Jun 26 09:40 1312564
のように見える。シェルから出るには Ctrl+C するようである。
CloudStoreからファイルをローカルに取り出すには、cpfromkfs を使う。
$ ./cpfromkfs -s kfs0 -p 20000 -k kfstoggleworm -d ./hoge
な感じ。このとき ./hoge とせずに hoge と書くと、
Local Path: hoge is non-existent!
と言われるので注意。
あと、ファイルがどのように各chunkserverに配置されているかは kfsfileenum を使えば見ることができるようである。
$ ./kfsfileenum -s kfs0 -p 20000 -f kfstoggleworm 0 3 192.168.251.83 30000 1312564 192.168.251.82 30000 1312564 192.168.251.81 30000 1312564
削除は kfsshell をつかことになる。ちなみに、CloudStore には HDFS のように「ごみ箱」みたいな仕組みはないのかな?